都市部で暮らしている大多数の方にとって、にわかには信じ難い事実ですが、近年林業に従事する若い人が日本では着実に増えています。
理由は色々あるでしょうが、都市化の進む現代に「地方で自然と関わって働きたい」と思っている若い方は一定数いるからではないでしょうか。
「でも林業かあ。はあ。」と思った方に、ぜひ僕からオススメしたい本があります。
「森ではたらく!27人の27の仕事」編著:古川大輔・山崎亮
約1年前にフィンランドに来るとき一緒に連れてきました。僕にとって今も尚、インスピレーションになっている良書です。
本は27人の「森で〜する人」のストーリーから構成されています。
その中には、森で癒す人(森林セラピスト)、森を香らせる人(樹木精油生産者)、森で灯す人(木質バイオマス事業者)など、多岐に渡る森人(もりんちゅ)が登場しており、27人それぞれの自然や社会に対する想いとライフスタイルを同時に学ぶことができます。
「自然のそばで働きたい」とは思うけど、具体的なイメージが沸かないという方。僕自身が少し前にそういう状態でしたが、この本ほど優れた情報ソースはなかなかありませんでした。
ご参考までにどうぞ。