無知と思い込みを認識することから

今持っている経験、知識、知恵。

そこから生まれる思想、世界の捉え方、見る世界。

それが今の僕。

これまでに色んな場所で、色んな人に会ったり、色んな物を見たり聞いたり考えたりしてきたけど、僕はこの世界のすべてのことなんて知らない。

それをすべて知り尽くしてから死んだ人なんて一人もいるとは思えないし、それが人生の目的ではないけれど、だからこそ「自分が知らない事はまだまだ沢山あり、自分はある種の思い込みを持っている」ということを常に自覚していたい。

それは好奇心を保ち続けて成長する燃料になるし、目の前の相手の気持ちを慮って互いに理解し合うことにも繋がる。

そこからすべては始まると思うし、そこからしかすべては始まらないだろう。

その認識が甘いうちは、どんなに世界を飛び回ったって、本を読んだって、人と会ったって、”今の僕” に近い、あるいは都合の良い情報までしか吸収できない。

自分の意識に問題がある。

逆に無知を自覚していれば、日常のちょっとした出来事の中からでも、新しく学び取ったり、視野を広げていくことは簡単にできる。

自分の意識を変えてみるだけ。

馴染みのある場所、人、物、話、曲。

そうした物に触れ続けるのは別に悪いことじゃない。新しい発見をするのが、ただ難しいだけ。

数年ぶりに見た同じ映画から全く違うことを感じ取る、あの現象は、自分の側が変わったからに他ならないだろう。

でも、思考の枠組みを広げる難易度を下げたいのなら、やっぱり、意識して違うことや知らないことに触れていくのが手っ取り早い。

だから、「やったことがないことをあえてやる」マインドを常に持ち続ける。

点の数を増やすことで、今見えないものが見えるようになっていく。

最初はいつも怖いけど、結果的により豊かな人生になることを信じているから。