社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン【IDEAS FOR GOOD】に、記事を掲載していただきました。
バーチャル地球儀システムのGoogle Earthに、新たな機能が登場した。1984年から現在までの衛星画像データを、選択した地域について1年ずつ連続再生し、そこで起きた地勢や土地利用の変化を見ることができるタイムラプス機能だ。
2005年のサービス提供からさまざまな改良や機能追加を繰り返してきた同サービスだが、今回の新機能は過去5年間で最大のアップデートとなった。
近年は異常気象を実際に体験し、気候変動を肌で感じる人が増える一方、いまだ多くの人々にとって地球の変化というものは抽象的で、どこか遠くで起きている現象のように感じられるかもしれない。
しかしこのタイムラプス機能を使えば、気候変動に影響を及ぼす森林減少も、氷河の後退も一目瞭然である。