決意することが全ての始まり。「とりあえずやってみる」ことの大切さ。

長いこと NIKE がスローガンとしている “Just do it”

よく言ったもんで真実が込められていると思う。

何か新しくやりたいことがあるのに始められない時、僕の場合は頭の中に作り出された ”ハードル” が邪魔してくる。

”ハードル”を最短で越えていく

たとえば「NYに一人旅してみたい」という衝動に駆られると、頭がすぐに ”ハードル” を思いつく。

「もっと英語を話せるようにならないとなあ」とか、「NYで行く場所調べないとなあ」とか。頭で考えてしまうほど “ハードル” はたくさん設置されるし、設置しただけして飛び越える元気が無くなることもある。

「NY一人旅」を実現するにはどうしたらいいか。

心が行きたがるなら、僕なりの答えは「とりあえず往復航空券を買う」こと。

航空券を買っちゃうと何が起こるか。

ロケットエンジンが体に搭載されたように、ハードルに向かって走り出す自分が現れる。

「英語を話せるようにならないとなあ」が「こういう場面で使う英語だけは覚えるぞ」に変わる。

「NYで行く場所調べないとなあ」が「この日はBrooklynにして、ご飯は何食べてみたい」に変わる。

夢みたいにぷかぷか考えている時とは比べ物にならないくらい、思考の具体性が上がる。

また、航空券を買って時間制限すると、自分が設置したほどの高いハードルを飛び越えなくてもゴールには辿り着ける(やりたいことはできる)ことに気づく。

NYで一人旅する為に必要な英語の試験なんてないし、行く所なんて別に全部調べなくていい。

やらない自分を守るための嘘がハードルの格好をして邪魔をしていたんだ。

これは僕が19歳の時の出来事。

高校生の時、海外にいる父を一人で訪れることは何度かあったけど、初めての一人旅は当時、僕にとって大きなチャレンジだった。

到着した夜の興奮と緊張は今でも鮮明に思い出せる。

ホステルでたくさん旅人に出会い、結局BostonとPhiladelphiaの友達の家にも泊めてもらい、渡航前に考えた計画の何倍も濃い3週間を過ごせた。

Central Park, NYC



心を優先し、頭をストップ

心が衝動に駆られた時、頭が考え出した “ハードル” なんてあんまりあてにならない。

最初の「やりたい」という心のターボエンジンは、頭が設置したハードルなんて簡単に飛び越えるほどの威力を持っている。

だから早くゴールの場所を決めて、あとはゴールに向かって全力疾走するだけだ。

25歳の昨年は「転職」「ボクシング」「自転車ロングライド(東京〜静岡)」「赤岳登頂」「中東の旅」などが大きなチャレンジだった。

ずっとやってみたかったことも思わぬ形でやったこともあったけど、どれも「とりあえずやると決めて」から全力疾走したら、結果全て楽しかったし自己成長に繋がったように思う。

このブログも僕がやってみたかったこと。

ソーシャルメディアでもほとんど発信はしたことはなかったけど、令和元年やっとやる気を出してみる。「とりあえず始めた」ので今はまだまだ編集が大変だけど、これからやってるうちにスピードも質も上がるはずだ。

箱根, 神奈川

「やりながら失敗しながら学ぶ」は王道

「とりあえずやりながら学ぶ」のが最強なことなんて、改めて言わずとも僕も含めてみんな本当はわかってるんだ。

何人かでやるゲームで、初めてやる人が混ざってる時の一番いい方法なんてみんな経験的に知っている。

Seattle, WA

やりたいことはやったもん勝ち。本気で決意することが大事なんだ。