長野でも降りてみて(北陸vol.2)

vol.1 富山を更新してから、色々とやってる間に時間が空いてしまいました。

それでは「北陸新幹線でKanazawa以外も行ってみてください」の続き、長野市編をお送りします。今回は日記風で。

大自然と歴史の街

7月に大学時代の親友と、キャンプ道具持ってバスタ集合、行き先は集まり次第決定という斬新な企画を行いました。

選んだのは「善光寺行き」のバス。

富山同様、「善光寺って結構大きい寺やんな」とか2人で言いながら出発しました。(行きは新幹線乗ってない。帰りは “はくたか” で帰った。)

旅を総括すると、大自然と善光寺周辺の奥ゆかしい街並みといった “大きなもの” に触れて、心にゆとりが生まれる素晴らしい時間でした。

日本のパワースポット

日が暮れてから善光寺のバス停に到着し、初日はほとんど善光寺の隣に位置する「DOT HOSTEL NAGANO」に宿泊。築100年の元旅籠をリノベしたゲストハウス。ここに宿泊させてもらったことで、1泊のパッケージとしてより一層善光寺エリアの雰囲気を深く味わえました。

https://dothostel-nagano.com/

自然に囲まれており、夜は人も少ないため、夜の善光寺は荘厳な雰囲気。特にライトアップされた金剛力士像の雰囲気は圧巻でした(サムネイル画像)。

早朝の善光寺



帰ってからゲストハウスのお兄さんに勧められたまま、翌朝の読経に行ってみることに。長野は東京より全然涼しいなあ。

僕らが行った時期はかなり空いていたけど、5時半 (起きれた!) が近づくとその場にいた人達がみんな列を作り始めた。よくわからないが一応列に入った僕達。

1分くらい経ったその時、下の門の方から、満を持して住職御一行が登場。

するとみんなが跪いて手を合わせて祈るポーズに。何も知らない僕達には完全にカルチャーショック。

「なんでやねん、嫌やわ笑」とか言いながら周りに倣って祈る格好をすると、住職さんが頭をちょこんとして、功徳を授けてくださいました。

係のおっちゃんと話してたら、さらっと彼が言った。

「善光寺ができてから約1400年、この読経は毎日してるんだよ。」

1400年…?毎日だと…?思わず笑ってしまった。すごすぎて受け止めきれない。

その言葉を聞いてから3日間くらい、なにか壮大で神聖な気分だった。

美しい湖畔で寝る

長野駅前からバスで40分ほど (片道800円)、善光寺から北に位置する山に入って行き、飯綱高原キャンプ場へ。

https://www.nagano-cvb.or.jp/modules/sightseeing/page/79

天気が心配されたが、強気でテントを張る。

1泊1000円。トイレも炊事場もかなり綺麗。湖畔最高!

時期的に空いていて、利用者は僕らとソロキャンパーのおっちゃんだけ。

温泉にも歩いていけて最高に快適。

この時は友人も僕もちょうど人生の転機だったので、夜な夜な何時間も語らいました。(どしゃ降りで寝れなかっただけ笑)

キャンプの魅力はなんとも言語化しづらいですが僕なりに表現すると、

「自然の中の広い空間に時間を忘れて滞在することで、頭も心も浄化されていき、本来の自分に戻っていく感覚を得られること」です。

キャンプ場は、都会で日常を過ごしているとついつい忘れちゃう、本当に大切なことを思い出させてくれます。

飯綱高原フォレストアドベンチャー

キャンプ場に併設して、なんとここには”フォレストアドベンチャー”がありました。

https://foret-aventure.jp/

代表の方がフランスから輸入したという、この森の中の大きなアスレチックは現在国内にどんどん増えています。

アスレチックの迫力はもちろん、森林維持への貢献度の高さもあって僕は大ファンです。半年前くらいに存在を知ってからずっと行きたかったのですが、まさか偶然来れるなんてラッキーすぎました。

キャンプ場のおっちゃんが「暇だったらアドベンチャーしなね」と言うので、営業時間外に少しだけ遊ばしてもらいました。スリル満点で楽しい!



おまけ (おすすめスポット)

亀の湯

善光寺周辺、渾身の古き良き銭湯。地下にミストサウナもある。

https://www.nagano1010.com/n05.html

とんこつラーメン博多屋台

800円で飲み放題。レバニラのボリュームが異常。ただただ幸せになれた笑

https://tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20019552/

権堂のアーケード

善光寺周辺の風情ある街並み。美しい森と湖。安くて旨い飯。

初めて訪れた長野市には、3日間魅了され続けました。

今回急用で帰らないといけなくなったので、行きたかった戸隠神社や野尻湖周辺までは行けませんでしたが、また一つ帰ってきたい街が増えました。