雨とクリエイティビティ /vol.1 音楽。シアトルから届ける、心に響く雨の歌。

今日もまた雨降って、パッとしない天気。

晴れの日のような爽やかな気持ちになるのはちょっと難しいけど、雨の日には雨の日の良さがある。

かつて僕にそれを教えてくれた友人がいます。

シアトル出身の彼は、僕が初めて出会った「雨の日って最高だよね」とはっきり言い切る希有な存在。

大学時代、彼が僕の大学(秋田)に1年留学していて仲良くなり、僕がアメリカ留学中は夏休みにワシントン州で2〜3ヵ月間も家に泊めてもらったという親友(恩人?)です。

僕が名古屋に住んでいた時は逆に泊めてあげたり、ヨーロッパを別の友人と3人で回ったり、他にも数々の旅を共にしてきました。今度はフィンランドで会うのを楽しみにしています。

Seattle, WA

雨はあなたをクリエイティブにする?

雨が降ると外出予定がキャンセルになったり、出掛ける気がなくなったり。

確かに、雨の日は気持ちも晴れない空模様に倣いがちですが、改めて考えてみると “雨の日=気持ちが落ち込む” というよりかは、人は外が雨だと、いつもよりも “心が敏感になる” という感じじゃありませんか?

雨の日に、人が感情モードになりやすいことを理解しておいて、それを上手く使えば何かできそう(?)

雨とCreativity (創造性))には、どうも深い関係性がある気がしてなりません。

この(あくまで)仮説を元に、今回はvol.1 雨と音楽、次回はvol.2 雨とコーヒー、他に思いつけば、さらに雨シリーズを続けます。

それでは、右脳を働かせていってみます。



心に沁み入る雨の歌

雨の日にしかなれない繊細な気持ちがあるかもしれません。

世界中で数々のアーティストが雨の日を歌っています。

日本では徳永さんだったり、イギリスではEric Claptonだったり、雨の歌には名曲も多いですね。

どの曲もやっぱり “雨の歌” という感じで、”晴れの歌” が持つ「サビがキャッチー」「聴くと元気が出る」という要素よりは、人の複雑な感情を歌っていたりして、聴く人が「深く共感できる」「心に響く」という要素を持っていることが多いです。

僕の好きな雨の歌は、秦基博さんの「Rain」です。

「君の名は」で有名になった新海誠監督の、少し前の作品「言の葉の庭」の劇中歌。映画も好きで、梅雨時期の雨の日にわざわざ友人と新宿御苑を散歩したこともあります。

そして、この映画を教えてくれたのも冒頭で紹介した彼です。

彼自身もここ数年間音楽を作っていて、僕もよく聴かせてもらっているのですが、さすが、雨の曲がたくさん。

Remnants of Summer / jishle

こちらのリンクで全曲チェックできます。

中には、”I don’t mind the rain. (僕は雨を気にしない)” なんて曲も。この曲もとても気持ちが落ち着きます。

彼の作る音楽は、近年人気を増している “Lo-FI” と呼ばれるジャンルに分けられます。ゆったりなテンポで、センチメンタルな曲調を特徴としています。

雨の日にコーヒーでも飲みながら聴くとかなり良い気分になれます。ぜひ。

それでは、みなさんもHave a good rainy day!

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